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十月桜の家のお客様

2024.10.15 / Horibe Associates

今朝は久しぶりに十月桜の家にヒヨドリのお客様が現れました。

ヒヨドリは、ツバメと同様に自力で巣を作ることから、出世や繁栄の象徴、招福の縁起物として言い伝えられているそうです。
ヒヨドリの他、桜が咲く時期にはメジロのつがいも毎年訪れてくれます。

春から初夏にかけて毛虫やカミキリムシの害に目を光らせたり、落葉期の落ち葉の清掃や花の散る時期の花の清掃など一年を通して手のかかる木ですが、手間以上に生活に潤いをもたらしてくれています。
休日朝、桜を眺めながらのコーヒータイム

お花見をしながらテラスで七輪など

今年で20年になりますが、アルバムのページをめくるたび、生活の背景には桜があり、四季を感じさせ彩りを与えてくれています。

十月桜の家
十月桜の家YouTube RoomTour


【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


阪南のワーケーション施設の基礎配筋検査を行いました。
静岡県から駆けつけていただいた構造家の高橋さんには前泊して現地入りしていただきました。
まずドローンで全体を空撮し、ipadに写真を取り込み指摘事項を書き込みます。

建築の現場に永く関わっていますがこのような現場検査で指摘がなかったことは過去に一度もありません。
施工図や配筋納まり図によって事前検討や打合せを行っていても、現地現物、原寸大という解像度では必ず問題が出てきます。


とは言え事前に可能な限り問題を潰しながら計画を進めますので、せっかく組んだ鉄筋を組み直すようなことは皆無です。
朝10時から始まった配筋検査も、是正方法や今後の対応策の協議を行い終了したのは13時。

その後、クライアントと昼食を交えながら、現在他でも進行中のクライアントの事業計画をお聞きしアドバイスをさせていただいたり、
クライアントの夢の語らいに、こちらもワクワクしながらお付き合いさせていただきあっという間に時間が過ぎていきました。

次は基礎コンクリート打設です。

配筋検査についての過去記事一覧

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


嵐山耐熱リレーマラソン

2024.10.07 / Horibe Associates

ようやく涼しくなってきましたが、8月真夏の炎天下に「嵐山耐熱リレーマラソン」参加しました!
Horibe Associates 堀部 圭一です。

マラソンは冬のスポーツで、フルマラソンの大会が多く開催されるのは11月~3月まで

だからといって夏は休憩かというと、そういうわけにはいきません。
ランナー体質、つまり毛細血管や体内の水分貯蔵量、汗腺などの機能を発達させたその体質を維持するためには、シーズン関係なく常に走り続けなければいけません。

またその練習に時間を割くためには、抱えている仕事が順調で、体も精神も健康でなければ成立しません。
ランと経営は両輪として機能しています。また共に走る仲間もそのような考えの方が多く、仕事も遊びも常に高い目標意識を持っています。

そんな仲間と参加する「嵐山耐熱リレーマラソン」のチーム名は「建築士」
業界で名を馳せる構造家や工務店経営者、キッチンスペシャリストなどなど建築に関係する仲間達です。

1周1kmの河川敷の荒れ道を42周タスキをつなぐリレーマラソン、今年は8人で挑戦しました。
今年の記録は3時間16分41秒。

嵐山耐熱が終了すると本格マラソンシーズンの到来です。
今年は12月に島根県は松江城マラソンに挑戦します。

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



商店建築 2024.10月号 CAFE特集に 高槻市は野見神社の境内にて設計させていただきましたCAFE N+(カフェ エヌプラス)が掲載されました。
2024年4月29日にオープンして 「商店建築」最初のカフェ特集での掲載です。

神社境内というロケーション すでに境内には休憩所があり、建築基準法の原則「一敷地一建物の原則」より、申請用途をどうするから始まり、既存建物への延焼ラインへの影響回避等々
小さいながらも様々な法規制に準拠しつつ、環境・景観に最適化させるためのシュミレーションを幾度となく繰り返し現れた「かたち」

大切にしたのはカフェである前に神社建築群のひとつであること

(写真:三木 夕渚)
10月号P172の編集後記では取材にお越しいただいた井本さんがCafe N+が完成するまでの記録を綴ったBLOGの紹介までしていただいています。

思い起こせば多々あった想定外の連続を関係者の様々なアイディアによって切り抜けてきたリアルストーリーが如実に記されていて、改めて見返し、物作りの苦しさ・もどかしさ・楽しさが回想され感慨深くなりました。

現場にいた皆が「必ず素晴らしい建築になるはずだ」と私たちを信じて様々な難題を解決してくださいました。

この建築を実現できたのはクライアントの想いであり
施工を引き受けてくださった小阪工務店さんを始め
工事に携わっていただいた全ての方々のご尽力の賜物です。

皆様ありがとうございました。

意匠設計:Horibe Associates architect’s office
構造設計:高橋俊也構造建築研究所
施  工:小阪工務店


商店建築2024年10月号
amazonでも購入できます。


大阪府茨木市で計画中の古民家キッチン

厨房機器の選定や配置計画について厨房メーカーの方と、かれこれ4度目になるミーティングを行いました。
厨房計画の終盤となるとコーキングの幅や引き出しとガスコンロの取手の干渉など
ほぼ原寸大での寸法調整にまで話は及びます。

シェフにとって厨房はただ料理を作る場所ではありません。

想像を膨らませより素晴らしい料理の創作に集中できるよう、無駄のない合理的な動きを手助けする機器や収納の配置でなくてはいけません。

また料理に情熱を注ぎ心を奮い立たせる事のできる舞台としての意匠も重要です。

またオープンキッチンであればなおさら、シェフの調理する姿をより神々しいものとして、お客様に披露できるものでなくてはいけません。

計画がスタートしてから様々なシェフの方々とお話する機会を設け、様々なレストランの厨房を研究しました。
ようやくまとまりつつある厨房。お客様にもシェフにも満足いただけるものになりそうです。


大阪府吹田市で計画中の中庭のある3階建ての住宅
木構造部材の木配りを行いました。

木配りについては「CAFE N+」の記事にて
今回は3階の梁が化粧表しとなっていて、その材をどの場所にどの面を向けて使用するかを確認しに、神戸市は長田区まで車を走らせました。

木材の使い方として、木配りをするまでもなく決まっているルールがあります。
例えば元口と末口 元口が根っこ側で、末口が上。
建築で木材を使用する際は木が元々山で生えていたように使うのが原則です。

根っこ側の元口は導管も太く水分を吸いやすい部位ですので、柱で使う場合は元口を下。
勾配屋根の梁や垂木で使用する場合は、元口が勾配の下になるように使用します。

基本的なルールを守りつつ、どの部材をどこに使うかをその場で決定しなければならず、毎回空間に思いを馳せながら、木材知識をフル回転させて考えます。
プレカット図の承認が終われば、いよいよ建方です。


サントリー山崎蒸溜所ツアー

2024.09.15 / Horibe Associates


先日行きつけの焼き鳥屋さん主催のサントリー山崎蒸溜所ツアーに常連のお客様たちと参加してきました。

サントリーの創業者 鳥井信治郎がジャパニーズウイスキーの製造地に山崎を選んだ理由は「良質な水」だけではなく、「湿潤な環境」にもあるそうです。
桂川、宇治川、木津川 温度の異なる3つの川の水が合流することで霧が発生しやすい山崎の地形。
この環境がウイスキーの熟成に最適な環境だったからだそうです。

ウイスキー館で歴史を学んだあとは、製造エリアを工程順に見学。

真夏の暑さにさらに輪をかけて蒸し暑い蒸留工程を駆け抜け

揮発したウイスキーの香り(天使の分け前)の充満した貯蔵庫では娘の誕生年の樽を発見して記念写真を撮ったり

建築と共通する物作りの楽しさに心躍らせ、最後はお待ちかねウイスキーの試飲会で夏の大人の遠足は終了しました。

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



先日東住吉の家クライアントご家族と久しぶりの再会とランチをご一緒させていただきました。

設計をご依頼いただいてから何度目かの打合せの際にマラソンシューズを履かれていたご主人に
「マラソン走られるんですか?」から深まったご主人とのラン友の関係

ご主人とは大阪城や長居公園でのマラソン練習会で度々一緒に練習させていただいているのですが、奥様やお子様たちとは約5年ぶりの再会です。
当時生まれたてだった末っ子くんはすっかり大きくなって、2番目の男の子は快活さに磨きをかけ、当時は「ほりべさん!ほりべさん!」とつきまとってきていた、一番上の元気な娘さんは、完全にしっかりもののお姉さんに変身していました。

あの頃のように「ほりべさん!」と名前を呼ばれなかったのは少し寂しかったですが(名前忘れられていたのかも・・)、住み心地は大満足とご家族口を揃えて言っていただけ、設計者冥利に尽きます。


このようにご家族皆様が安心して笑顔でいられるのは、何よりお引渡ししてからの工務店さんのアフター対応が重要だと感じます。
施工いただいた現場監督さんとはかれこれ12年目のお付き合い。

ちょっとした相談でも気軽に連絡することができる。
そのような施工者の方々とのパートナーシップも大切にすべきと認識したランチ会でした。(またいつでもランもお誘いください!)
堀部 圭一

東住吉の家 記事一覧

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



ベースのコンクリート打設が完了すると、立上りの型枠施工、アンカーボルトの設置を行います。
工務店さんの自主検査が完了すると、設計監理者によるアンカーボルト検査→立上りコンクリート受け入れ検査となります。

アンカーボルト検査でチェックする主な項目は立ち上り配筋のかぶり厚さ・ドーナツの配置状況、アンカーボルトの位置・定着長さ・固定方法等です。
鉄筋もアンカーボルトもコンクリート打設の際にコンクリートの側圧で動かないように緊結されいるか否かがチェックのポイントです。

立上りコンクリートの打設においても、生コンの受入検査が必要です。

打設量が少量だからといって省略できるものではありません。
アンカーボルはこの立上りコンクリートに定着しており、特にホールダウンアンカーボルトには柱の軸力が大きくかかるため発現強度の裏付けが重要です。

上部構造の建方を開始する際、つまりアンカーボルトに引抜き力が加わる際にはコンクリート強度が設計基準強度以上発現していることが証明されていなければいけません。
そのためには、圧縮強度試験を行うための供試体の採取も行っておかなければいけません。

受入検査は問題なく合格。たった1台、3m3のコンクリート打設でしたが重要な基礎工事です。

吹田松が丘の家記事一覧
生コン受け入れ検査についての記事一覧

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



阪南のワーケーション施設は1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造となっています。
先日、工務店さんより大量の施工図が届きました。
これからチェックする施工図は1階部分のコンクリート躯体図や、型枠のパネル割付図です。

構造図、意匠図、設備図全ての図面の情報を統合して、躯体の情報を集約したものがコンクリート躯体図で
梁、柱、壁の種類やその配置高さ、開口の幅や高さ等の情報が平面図で全て把握できるように描かれた図面です。
構造部材や開口部の情報をこのような記号で表記します。

コンクリート躯体図を元に現場では配筋詳細図の作図が行われ、鉄筋が適正なかぶりや鉄筋相互の間隔を保ちながら現場で鉄筋が適正に組まれることができるかを事前に検討しておきます。
例えば鉄筋相互の間隔は粗骨材の最大寸法の1.25倍、鉄筋径の1.5倍、25mm以上の内の最大寸法が確保されていなければいけません。

これら様々なルールを守りつつ適正に鉄筋が組まれ、密実なコンクリートが打設できるような環境整備や下準備を現場監督さんが行い、
私たち設計監理者は提出される施工図や施工計画書が設計品質や意図を正しく反映されたものか否かのチェック、そしてその承認を行います。

施工図も施工計画書も1回で承認されることはほとんど無く、何度かチェックバックを繰り返し承認されて初めて施工者と設計者の意思疎通が図れたということになります。
木造プレカット図、サッシ施工図、浴室タイル割付図、鉄筋工事施工計画書、型枠工事施工計画書、型枠解体工事施工計画書、防水施工計画書・・・
これからもっと多くの図面や書類が提出され、そのチェック承認に追われる日々が続きます。
施工図チェックに関する記事一覧
YouTube Room Tour→【Mountain Sea Villa

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


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Philosophy

Philosophy

建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

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Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
Mail info@horibeassociates.com

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