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前回の続きです。
まず意外と質問の多かったカーテンレールについて

架構を表しとした木梁がサッシの枠となり、無垢柱が方立てとなる部分があります。デザイン趣旨は要素を少なくしシンプルな空間を構成するためです。
シンプルな構成となるとカーテンレールも木を掘り込んで埋め込むとよりシンプルになりそうですが、木とアルミの「見た目」も「素材」も異なるものを埋め込んだ状況はあまりにも作為的。
インテリアの部品はあえて同化させず別物として扱います。もちろんアルミはアルミの色で使います。(白いボードの天井であれば埋め込むことも検討します。)

そこで選んだカーテンレールは極力薄く、小さく、マットな素材感を持つものを。
ということでサイレントグリスのSG 6026 を採用しました。サイズは巾13mm、高さ7.5mm。動きもスムーズで機能も全く問題ありません。

サイレントグリスSG6026

次に階段のスイッチプレート
階段部分の壁は赤ラワンを選りすぐって統一しました。その壁面に8個のスイッチが並ぶため、既製の樹脂プレートでは雰囲気を壊してしまいます。
そこでアルミのトグルスイッチとしました。

階段手摺りは堅木で木目が美しい栗を採用し、ラワンの赤と対比させています。


トグルスイッチ(toolbox)

最後は外構の自転車止め


アルコーブのモルタルと親和性の高いものをという趣旨でコンクリート製の物を採用しました。
こちらはネットでも購入できる既製品です。
「日本の工場に根づいた「精度の文化」(正確、誠実、清潔)を通して、新しい典型を開発する」という目的で立ち上げられた「典型」というプロジェクトの元に開発された商品です。
自転車止め/柴田コンクリート株式会社

安易に既製品に頼らないよう心掛けていますが、良い既製品も世の中には意外と多く存在します。
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2018/9/12 アメリカのWEBマガジン「archidaily」で三田の家が紹介されました。NEW!
2018/8/15 「家主と地主 9月号」に掲載されました。NEW!
2018/7/15 「&home 58号」に掲載されました。
2018/7/1 「Japan Brand Collection Architects TOP50」に掲載されました。
2018/4/3 「建築家のためのウェブ発信講義」に掲載されました。
2018/2/17 「住まいの設計 2018年3・4月号」に掲載されました。
2017/12/1 世田谷区にて賃貸マンション「MIMOSA PUDICA-dormire-」が竣工しました。(現在満室稼働中)



ご予約制とさせていただいた内覧会も遠方より多くの方々にお越しいただき盛況に終えることができました。
ご協力いただきましたクライアントを始め関係者の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

内覧会を終えて、質問の多かった項目について少し解説させていただきます。
まずはキッチンバック収納について
フローリングのオークに合せてチョイスした突板は北海道は大雪山のオーク。
安多化粧合板株式会社さんにご協力いただきました。


向かって左端は開き扉。奥の洗面への入り口となっています。
木目を通すためコーナー扉の先端は留め加工とし、扉らしさを消しています。

【留め加工した戸先/引手は銅の特注】



【洗面への入り口】

それ以外はキッチン収納の扉で4枚引き分け扉。通常引き戸は扉の面がフラットにはなりませんがソフトクローズのスライド金具を使用しフラットに納まるようにデザインしました。
家具としての存在感を排除して大雪山のオークという、背景としての壁面を強調する目的です。

【引戸の動画(注)音が出ます】

その他意外と質問の多かったのがカーテンレール。
シンプルにするため木梁に埋め込む選択肢もあったのですが、異素材の組合せで埋め込むのはあまりに作為的すぎるということで巾13mm、高さ7.5mmでアルミのマットなカーテンレールを採用しました。
こちらは建築家から質問が多かった項目です。

カーテンレールの他、スイッチプレート・自転車止めについては次のブログで解説しています。
   

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今月20日・21日に完成見学会を開催する「塚脇の家」、植栽工事も終了し次週は検査週間となります。

リビングに面したボルダリングルームが特徴の住宅。
クライミングウォールはホールドの位置変更も可能な本格的なもので角度も3種類。

【クライミングウォール】

ボルダリングルーム正面に見えるキッチン収納は北海道登山のメッカでかつ最高峰 旭岳の属する大雪山のオークを採用しました。

【キッチン収納:家具扉のどれか一枚は隣の部屋へ通じる扉になっています

2階レベルからは市内の街並みを見渡す眺望が広がります。

勾配天井もボルダリングルームと同じ仕上げとし、さながら登山道中の山小屋にいるかのような錯覚を与えます。

山好きの方必見のプロジェクトです。

完成見学会の詳細は↓コチラ
塚脇の家 完成見学会


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Philosophy

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建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師

Contact

Contact

Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
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