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断熱材の施工が完了し、断熱検査を行いました。

事前に検査要領書に基づいて施工手順や注意事項の確認を行いましたので、現場はひと目見て大きな問題は無さそうな状況となっています。
検査では目視レベルでは判断できない部分を、さらに赤外線サーモグラフィーカメラを用いて検査します。
検査は特に問題なし。ただし検査後も他業種の様々な職人の方々による作業が行われます。その際に断熱材の固定があまくなったり、ずれ落ちたりすることもあります。赤外線検査では仕上げ工事が完了してからでも、そのような断熱不良の状況を検知することができるため安心です。

(スマートフォンに付けて使用するサーモグラフィーカメラ)
この断熱検査に使用しているサーモグラフィーは、スマートフォンに取り付け使用するもので、それほど高価なものではありません。【赤外線サーモグラフィー FLIR(フリアー)

先日、他の物件の竣工検査でも赤外線検査を行いましたが、天井で一部表面温度の高い部分がありました。天井点検口の部分です。
 
工事途中に天井の点検を行った際に断熱材がめくれ上がったのだと思われます。その場で是正していただき、再度赤外線チェックを行うと周辺と同じ表面温度となりました。

赤外線カメラによる検査を行うことで、あとからいつでも断熱の不備を発見することができると言っても、あとからやり直しするのは施工する人もあまり気分の良いものではありません。

事前にどのような検査を行うのか、施工の良い例・悪い例をあらかじめ具体的に提示して、検査ではどのようなことをチェックするのか等を施工者と共有することで、格段に施工品質が向上します。

一般的には施工計画書や施工要領書という品質書類をもって、品質管理(監理)は行われるのですが、それとは別に下写真のような、ビジュアルを多く用いた直感的でわかりやすい検査要領書を実際に施工される方々に事前配布しています。
このような検査帳票は断熱検査だけでなく、建方検査時の「金物検査要領」「構造面材釘施工検査要領」なども作成し活用しています。


建築は、現地現物一品生産で、しかも工場のような安定した環境で生産されるわけではありませんので、このような施工計画書による予防監理や第三者による検査が高い品質を担保する唯一の手段なのです。

【NEWS】
2022/11/25 アメリカで開催された「The Architecture MasterPrize 2022」にて2作品でWINNER及びHonorable Mentionを受賞しました。←NEW!
2022/7/31 フランスのデザイン賞「DNA Paris Design Awards 2022」を受賞しました。
2022/3/29 「House in Kinokawa」youtube動画アップしました。
2022/3/10 「Work shop Gallery koti」youtube動画アップしました。
2022/1/15 ドイツTaschen社出版の「Contemporary Japanese Architecture」に「White Rose English School」が掲載されました。

【公式SNS】
建築家の日常を綴るインスタグラムの新しいアカウントを開始しました。
@horibeassociates_daily←follow me!
@horibeassociates(Official Instagram)
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建方が完了し構造金物の検査を行いました。

大屋根の架構はミニマルな空間に調和するよう登り梁の幅を施工性を考慮した最小幅としました。
リビングから外部へと連続するこの繊細な登り梁は
無骨になりがちな棟梁を取り除くことで軽やかに外部へと繋がり
空間に心地よいリズムを与えます。

この登り梁で外部の跳ね出しは最大3m

建方検査の際は構造設計者もこの跳ね出し部の先端で飛び跳ねてチェックするなど
計算から始まり長くかかった施工図打合せの結果集大成を噛みしめるように念入りに検査を行いました。

【NEWS】
2022/11/25 アメリカで開催された「The Architecture MasterPrize 2022」にて2作品でWINNER及びHonorable Mentionを受賞しました。←NEW!
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2022/1/15 ドイツTaschen社出版の「Contemporary Japanese Architecture」に「White Rose English School」が掲載されました。

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Philosophy

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建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

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Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
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