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現在阪南市で計画中のワーケーション施設にはホームパーティーや出張シェフによる
本格的な料理に対応できるキッチンがあります。

また茨木市で計画中の古民家レストランでも出張シェフによるレンタルキッチンとしての展開も視野に計画しています。

仕込みを事前に行い、出張先で調理を行うシェフの方の生の声を聞けるチャンス
ということで、とあるホームパーティーに参加させていただきました。

色々シェフにお話を聞きながらと意気込んで前のめりで参加させていただいたのですが、
最初のお料理「仙鳳趾牡蠣のマリネ」から感動で味わうことに夢中

2品目鱧とカツオと水なすのサラダはいつもスーパーで普通に目にする食材が
こんなに美味しく生まれ変わることに驚き

3品目万願寺唐辛子のソースが絶品すぎて声にならず

以降全てに感動の連続で、お料理が美味しいとワインも次々と栓が開き

一切シェフに質問することなく最後の一品デザートへ

結局何も質問できずにシェフの連絡先だけお聞きして勉強会と称したホームパーティーは幕を閉じました。

人が良くなると書いて「食」。

料理人の食に向き合う姿勢を学び、さらに良いキッチンをデザインしようと心を新たにした一日でした。
堀部直子

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


大阪府吹田市で計画中の中庭のある3階建ての住宅
プレカット図面のチェックを行いました。

プレカットとは木造建築の構造木材をあらかじめ工場で加工し、現場で組み立てる方法のことを言います。
従来大工さんが手刻みで行っていた部材の加工や柱梁の継ぎ手加工を、現在では3Dデータを機械にインプットすると複雑な仕口の加工を自動で機械が行ってくれます。

また最近ではプレカットモデルの3DデータをBIMに取り込むことで意匠や設備との構造部材干渉のチェックを行えたりと、BIMによる建築生産プロセスの合理化や円滑化の恩恵を誰しもが受けれる土壌ができてきました。

今回は敷地も建物形状も3次元に入組み非常に難易度の高い計画ですので、3Dデータの共有によって得られる恩恵は多くあります。

プレカット図が承認されるといよいよ建方です。

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
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先日母の米寿のお祝いに 大阪府高槻市は堅田にある「心根」を訪問させていただきました。
心根でいただくお料理は、とても繊細でやさしく、素材のほんとうの味を引出した滋味深いお料理です。

古民家を再生した建築空間は既存と新しいものを融合させる意匠ではあえて面を落としたり、異素材を組合せたりとディテールへの気遣いも繊細。
新建材やエアコン等の機械類は一切表には現れず、古民家の空気感をそのままに、和食の美しさを素直に受け入れられる背景を作っています。

現在計画中の古民家レストランの参考になる部分も多くあり、多くのインプットを得た会食でした。
堀部 直子

「心根」WEBサイトinstagram

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


十月桜の家のお客様

2024.10.15 / Horibe Associates

今朝は久しぶりに十月桜の家にヒヨドリのお客様が現れました。

ヒヨドリは、ツバメと同様に自力で巣を作ることから、出世や繁栄の象徴、招福の縁起物として言い伝えられているそうです。
ヒヨドリの他、桜が咲く時期にはメジロのつがいも毎年訪れてくれます。

春から初夏にかけて毛虫やカミキリムシの害に目を光らせたり、落葉期の落ち葉の清掃や花の散る時期の花の清掃など一年を通して手のかかる木ですが、手間以上に生活に潤いをもたらしてくれています。
休日朝、桜を眺めながらのコーヒータイム

お花見をしながらテラスで七輪など

今年で20年になりますが、アルバムのページをめくるたび、生活の背景には桜があり、四季を感じさせ彩りを与えてくれています。

十月桜の家
十月桜の家YouTube RoomTour


【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
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阪南のワーケーション施設の基礎配筋検査を行いました。
静岡県から駆けつけていただいた構造家の高橋さんには前泊して現地入りしていただきました。
まずドローンで全体を空撮し、ipadに写真を取り込み指摘事項を書き込みます。

建築の現場に永く関わっていますがこのような現場検査で指摘がなかったことは過去に一度もありません。
施工図や配筋納まり図によって事前検討や打合せを行っていても、現地現物、原寸大という解像度では必ず問題が出てきます。


とは言え事前に可能な限り問題を潰しながら計画を進めますので、せっかく組んだ鉄筋を組み直すようなことは皆無です。
朝10時から始まった配筋検査も、是正方法や今後の対応策の協議を行い終了したのは13時。

その後、クライアントと昼食を交えながら、現在他でも進行中のクライアントの事業計画をお聞きしアドバイスをさせていただいたり、
クライアントの夢の語らいに、こちらもワクワクしながらお付き合いさせていただきあっという間に時間が過ぎていきました。

次は基礎コンクリート打設です。

配筋検査についての過去記事一覧

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嵐山耐熱リレーマラソン

2024.10.07 / Horibe Associates

ようやく涼しくなってきましたが、8月真夏の炎天下に「嵐山耐熱リレーマラソン」参加しました!
Horibe Associates 堀部 圭一です。

マラソンは冬のスポーツで、フルマラソンの大会が多く開催されるのは11月~3月まで

だからといって夏は休憩かというと、そういうわけにはいきません。
ランナー体質、つまり毛細血管や体内の水分貯蔵量、汗腺などの機能を発達させたその体質を維持するためには、シーズン関係なく常に走り続けなければいけません。

またその練習に時間を割くためには、抱えている仕事が順調で、体も精神も健康でなければ成立しません。
ランと経営は両輪として機能しています。また共に走る仲間もそのような考えの方が多く、仕事も遊びも常に高い目標意識を持っています。

そんな仲間と参加する「嵐山耐熱リレーマラソン」のチーム名は「建築士」
業界で名を馳せる構造家や工務店経営者、キッチンスペシャリストなどなど建築に関係する仲間達です。

1周1kmの河川敷の荒れ道を42周タスキをつなぐリレーマラソン、今年は8人で挑戦しました。
今年の記録は3時間16分41秒。

嵐山耐熱が終了すると本格マラソンシーズンの到来です。
今年は12月に島根県は松江城マラソンに挑戦します。

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



商店建築 2024.10月号 CAFE特集に 高槻市は野見神社の境内にて設計させていただきましたCAFE N+(カフェ エヌプラス)が掲載されました。
2024年4月29日にオープンして 「商店建築」最初のカフェ特集での掲載です。

神社境内というロケーション すでに境内には休憩所があり、建築基準法の原則「一敷地一建物の原則」より、申請用途をどうするから始まり、既存建物への延焼ラインへの影響回避等々
小さいながらも様々な法規制に準拠しつつ、環境・景観に最適化させるためのシュミレーションを幾度となく繰り返し現れた「かたち」

大切にしたのはカフェである前に神社建築群のひとつであること

(写真:三木 夕渚)
10月号P172の編集後記では取材にお越しいただいた井本さんがCafe N+が完成するまでの記録を綴ったBLOGの紹介までしていただいています。

思い起こせば多々あった想定外の連続を関係者の様々なアイディアによって切り抜けてきたリアルストーリーが如実に記されていて、改めて見返し、物作りの苦しさ・もどかしさ・楽しさが回想され感慨深くなりました。

現場にいた皆が「必ず素晴らしい建築になるはずだ」と私たちを信じて様々な難題を解決してくださいました。

この建築を実現できたのはクライアントの想いであり
施工を引き受けてくださった小阪工務店さんを始め
工事に携わっていただいた全ての方々のご尽力の賜物です。

皆様ありがとうございました。

意匠設計:Horibe Associates architect’s office
構造設計:高橋俊也構造建築研究所
施  工:小阪工務店


商店建築2024年10月号
amazonでも購入できます。


大阪府茨木市で計画中の古民家キッチン

厨房機器の選定や配置計画について厨房メーカーの方と、かれこれ4度目になるミーティングを行いました。
厨房計画の終盤となるとコーキングの幅や引き出しとガスコンロの取手の干渉など
ほぼ原寸大での寸法調整にまで話は及びます。

シェフにとって厨房はただ料理を作る場所ではありません。

想像を膨らませより素晴らしい料理の創作に集中できるよう、無駄のない合理的な動きを手助けする機器や収納の配置でなくてはいけません。

また料理に情熱を注ぎ心を奮い立たせる事のできる舞台としての意匠も重要です。

またオープンキッチンであればなおさら、シェフの調理する姿をより神々しいものとして、お客様に披露できるものでなくてはいけません。

計画がスタートしてから様々なシェフの方々とお話する機会を設け、様々なレストランの厨房を研究しました。
ようやくまとまりつつある厨房。お客様にもシェフにも満足いただけるものになりそうです。


大阪府吹田市で計画中の中庭のある3階建ての住宅
木構造部材の木配りを行いました。

木配りについては「CAFE N+」の記事にて
今回は3階の梁が化粧表しとなっていて、その材をどの場所にどの面を向けて使用するかを確認しに、神戸市は長田区まで車を走らせました。

木材の使い方として、木配りをするまでもなく決まっているルールがあります。
例えば元口と末口 元口が根っこ側で、末口が上。
建築で木材を使用する際は木が元々山で生えていたように使うのが原則です。

根っこ側の元口は導管も太く水分を吸いやすい部位ですので、柱で使う場合は元口を下。
勾配屋根の梁や垂木で使用する場合は、元口が勾配の下になるように使用します。

基本的なルールを守りつつ、どの部材をどこに使うかをその場で決定しなければならず、毎回空間に思いを馳せながら、木材知識をフル回転させて考えます。
プレカット図の承認が終われば、いよいよ建方です。


サントリー山崎蒸溜所ツアー

2024.09.15 / Horibe Associates


先日行きつけの焼き鳥屋さん主催のサントリー山崎蒸溜所ツアーに常連のお客様たちと参加してきました。

サントリーの創業者 鳥井信治郎がジャパニーズウイスキーの製造地に山崎を選んだ理由は「良質な水」だけではなく、「湿潤な環境」にもあるそうです。
桂川、宇治川、木津川 温度の異なる3つの川の水が合流することで霧が発生しやすい山崎の地形。
この環境がウイスキーの熟成に最適な環境だったからだそうです。

ウイスキー館で歴史を学んだあとは、製造エリアを工程順に見学。

真夏の暑さにさらに輪をかけて蒸し暑い蒸留工程を駆け抜け

揮発したウイスキーの香り(天使の分け前)の充満した貯蔵庫では娘の誕生年の樽を発見して記念写真を撮ったり

建築と共通する物作りの楽しさに心躍らせ、最後はお待ちかねウイスキーの試飲会で夏の大人の遠足は終了しました。

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


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Philosophy

Philosophy

建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

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Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
Mail info@horibeassociates.com

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