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大阪府高槻市の野見神社でのカフェ。家具や建具の製作図承認が全て完了し、いよいよ内装工事の追い込みとなってきました。
写真はカフェの入口ドアの取手と押板に使用する栗材。仕上げには数寄屋建築に用いられる「なぐり」加工を。
ちょうなで仕上げた亀甲なぐり等、様々な技法が存在しますが今回はツキノミ矢型。
矢型を少しずらして組合せます。

このように入口ドアの取手に採用されます。


【野見神社のCAFE CAFE N+(カフェエヌプラス)
↓ルームツアーはこちらからご覧いただけます。


【NEWS】
2024/3/7 公式LINEアカウント開始しました。
2023/10/1 建築ジャーナル10月号に7作品掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。

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宝塚のガレージハウスの現場打合せへ行ってきました。
本日はクライアントがお預かり中の車の試運転を兼ねて現場に来られたので、早速駐車スペースにお試し駐車を。
ジウジアーロデザインの「アルファロメオ ジュリア スプリントGT」はフォルムもディテールもサイズ感もとても良く、現場監督さんも加わってしばらく皆で車トークで盛り上がりました。

その後の現場打合せでは、中庭の壁の一部になるポリカーボネート折板端部の納まりをモックアップで確認したり、トップライトまわりの下地組みや2階LDKのR天井の進捗状況確認など。

LDKの仮設床の撤去後にはダイニングのペンダント照明の設置高さやコード長さを現場で検証する予定です。

現場には大工さん自作のゲスト用スリッパラックも設置されていたり、いつ行っても整理整頓されているので気持ちが良いです。

今日も沢山の笑いに満ちた現場打合せでした。
あともう少し。
堀部 直子

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大阪府阪南市で計画中の民泊施設で採用を計画している薪ストーブの検討を行っています。
様々なブランドを見学し絞られてきたのが、北欧デンマークのHETA(ヒタ)。

高い燃焼効率と上部に設置されたオーブン、そしてシンプルなデザインが決め手です。

ただ室内を温めるだけでなく、料理もこなせて団らんをより一層演出してくれます。

【阪南市の民泊 Mountain Sea Villa
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大阪府高槻市の野見神社でのカフェ。竣工まであと少しということで持ち込みの家具や備品の検討に入っています。

今回は椅子選び。

事務所では実物大の椅子の模型を作成。VRゴーグルを装着し、実際の室内での大きさや座り心地の検討を行いました。
その空間にあった製作家具や既製品の採用も含めて多角的に検討を行っています。

その他、保健所での飲食業許可申請や建築確認の完了検査等々、オープンに向けて慌ただしくなってきました。

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大阪府高槻市の野見神社でのカフェは家具施工図のチェックを行いました。

野見神社のカフェは床壁は鉄筋コンクリート造とし屋根は木造としています。

その屋根を支える梁には桧を使用し、天井板は木目の美しい杉を採用しました。

そして家具は多くのお客様の手に触れ、少しハードに扱われても傷みにくい硬さのある広葉樹の栗を採用します。
栗は「勝栗」として縁起が良いと尊ばれ、不老長寿の食べ物として信じられてきたことや魔除けの効果があると言い伝えられてきました。

そのことから相撲の神様 野見宿禰命(のみのすくねのみこと)を祀る神社のメタファーとして栗をふんだんに採用することにしました。

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大阪府高槻市の野見神社で計画中のカフェ(喫茶店)。
天井板材の割り付けを行いました。
加工、塗装する前の状態で図面上で割り付けを行うことも可能でしたが、白太と赤太で塗装後ガラッと色が変わりますので最終仕上げの完了した状態で割り付けるのが確実。
ということで加工、塗装された天井板材が搬入された段階で現場に板を並べドローンでの空撮。
撮影後は事務所での作業です。
写真の板一枚一枚に番号を割り振り、Photoshopで色合い・木目を確認しながら並べ替えます。
節があったり極端に色の濃いものは吊戸棚の上部や客席からは見えにくい場所に割り当てたりと、検討・作業時間は約4時間。
【店舗内パース】
完了後すぐに現場へ転送し、並べ替えを行います。
【並べ替え完了写真】
ドローン撮影から並べ替え作業完了まで6時間で完了。ここでもドローンとiPadが大活躍しました。

これらのハウツーは昨年、学芸出版社より上梓いたしました、「建築設計のデジタル道具箱」にて使用するデジタルツールからドローンの飛行方法や申請方法までくまなく解説しています。

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大阪府高槻市の野見神社で計画中のカフェ(喫茶店)。
以前木配り(木配りblog)を行った木の構造体の建方が完了しました。
屋根を固めて地震力を鉄筋コンクリートの壁へ伝達させることで、残りの3方向には壁や筋違いの無い開放的な空間を実現させています。
これまで何度もVRで体験してきた空間が現実に。
100年、200年先を見越して吟味された材料と宮大工による手刻みの仕事。
施工図のやり取りでは、こだわり過ぎかと思いながらも粘り強く伝え、それに応えていただいたお陰で素晴らしい建築が上棟しました。
この工事に携わった全ての方々が振り返って「関わることができて良かった」と思えるような建築とするため、また更に竣工までこだわりを貫いていかなければいけません。

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鈴木毅先生 最終講義

2024.03.14 / Horibe Associates


近畿大学で非常勤講師として勤務させていただき12年目になります。
鈴木先生には非常勤講師として同じ授業を受け持たせていただいたり、鈴木先生の研究室の学生さんにバイトに来ていただいたりとたいへんお世話になっておりました。

そんな鈴木毅教授の最終講義「人と場所の関係を豊かに語る ー居方・生態幾何学・当事者ー」を聴講してきました。

人それぞれの感覚に寄り添った自身も気づいていなかったような感覚を、とても親しみやすい話し口調でわかりやすく言語化され解説していただき、心に残る文言のメモ書きでノートが一杯になりました。

今聴いても十分に感化されましたが、若い時にこの話を聴くことができていれば、もっと広い視野で物事を観察でき、つくりたい空間も少し違っていたかもしれません。
でも、今聴くことができて本当に良かったです。
たくさんの教え子の方々も参加されており、鈴木先生のお人柄の良さの伝わる、とても良い最終講義でした。

写真は最終講義の際にいただいた、鈴木先生撮影の絵はがき。
その空間で何かを想い、座っている人を、更にその後ろから広い視野で捉える。
居方を考える視座を表現したような美しい絵はがきです。

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宝塚市で計画中のガレージハウス造作工事も佳境となり現在は毎週現場での打合せを行っています。
クライアントも参加いただき、細かな納まりや仕上げ等、毎回決め事が多くなってきました。

外壁はガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きです。先端のハゼはシャープに。

ガレージの門扉の鍵はいつもの堀商店さんのシリンダーです。
毎日手にするものは、小さい部分でも良いデザインを。


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お客様の声 杉江の家

2024.03.10 / Horibe Associates

杉江の家クライアントよりreviewを頂きました。

【クライアントより】
お世話になります。先日はびわ湖マラソンお疲れ様でした。
実は折り返し前にも圭一さんに声援を贈っていたのですが気付かれず(笑)
折り返してからは流石に大丈夫だろうと思って、帰ってくるのを待ち声援リベンジで気付いてもらえました。
なので凄く力になったと言ってもらえたのでよかったです!(笑)
来年一緒に走れるかわかりませんがとりあえず頑張ってランニングしてみます。

家を建てようと思ったきっかけですが、賃貸マンションでの生活が窮屈に感じるようなったことです。
夫婦共々賃貸での生活の中で庭のない生活がどうしても嫌だったので、マンションではなく一軒家一択になりました。
その中で実家に戻る選択肢もあったので、家内と相談し実家の土地を利用する計画を立てました。
どんな家を建てたいか夫婦で相談し、それを実現してもらえそうな建築家さんをピックアップしていき堀部さんに巡り会いました。

最初事務所にお邪魔しお話をさせていただき、帰りの車中で夫婦満場一致で堀部さんにお願いしようとなりました。
デザインを堀部さんにお願いし、デザインが出来上がるまでのワクワク感はいまだに覚えていますし、デザインができ上がった時の感動も忘れません。
ただこの間取りでいいのかなど凄く悩むところありましたが、もう全てにおいて堀部さんの計画を信じ進めてもらおうと思いました。

なのでお任せしっぱなしだったような気がしています。時にはご無理もお願いしたと思いますが。
設計が終わり着工し形になっていく時は本当楽完成が楽しみで毎日が楽しかったです。
完成し生活していく中でやはり100点かと言われるとこうしたらよかったなと思うところもありますが、凄く満足しています。
子ども達も家が大好きで友達にも自慢してるみたいです。
機密性が高く快適で、冬は蓄熱暖房の優しい暖かさが家族揃って気に入ってます。
ウッドデッキでは春先など気候の良い季節は焼肉をしたり、夏場の暑い日には夜風呂上がりにビールを飲みながら涼んだりしてます。

平屋で生活動線を考えた設計をしてもらっているので無駄なく動け掃除なども凄く楽です。
これから子供達の成長とともに家もアップデートしていけたらと思います。

また両親も年老いてきてるので、母屋の活用なども将来的に考えないといけないのでその時はまた相談させてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【Horibe Associatesより】
設計時、提案させていただいたアイディアをいつも喜んでいただき、スタッフとともに意気揚々とデザインに明け暮れた日々を思い出します。
時折いただく、特に奥様からの率直なご意見に気付かされることも多く、どんどんブラッシュアップしていく様が楽しかったです。
様々な方向からの光や陰影、トップライトやハイサイドライトから見える青い空など、ご家族の日常を明るく楽しく美しく彩ってくれる住宅となるよう設計しました。
Horibe Associates 堀部直子
ちょうど私がマラソンを始めたのが杉江の家の設計が始まった頃でした。
初めてのびわ湖マラソンでしたが、空気がキレイで、参加人数と道路幅員もちょうどよく全くストレスなく走ることができ、とても良い大会でした。
39km地点と一番つらいタイミングで応援いただき本当に感動でしたありがとうございました。いつかマラソン大会ご一緒に参加して、打上げはテラスでBBQ!最高だと思います。
Horibe Associates 堀部圭一

オーナーズボイス・審査講評一覧
杉江の家 作品ページ


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Philosophy

Philosophy

建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

Contact

Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
Mail info@horibeassociates.com

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