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第7回 関西建築家新人賞 審査員講評 その3

2014.03.11 / Horibe Associates

第7回 関西建築家新人賞受賞に際し審査員の皆様よりいただきました講評をご紹介させていただきます。 

堀部直子氏の「はつが野の家」は清々しい住宅だった。
平面は一言で言えば、ただ容れ子状になった大小ふたつの正方形が中心をズラしてレイアウトされているのみである。
つまり小さな家型の外形ヴォリュームからさらに小さな中庭のヴォイドを抜くことだけで、様々な豊かな生活スペースが過不足なく納まっている。
図面を見れば、それは厳しい寸法の押さえ方にも現れている。

外観の印象に反して、内部は必ずしも閉鎖的ではない。単純な中庭ではなく、2階南側に外部から家型と見せたヴォリュームの中にベランダを抱き込んで空への抜けを確保しているからだろう。

台所に立つと、中庭、玄関、アプローチと、内~外~内~外が連続してゆく。ていねいな設計である。
また塀を立てず、既存の法面をセットバックさせただけの駐車スペースが小さな公開空地として機能していることは、中庭型住居でありながら周辺環境への積極的な参加の意思を感じさせる。
さらに将来北側の空地まで建て詰まった時には、きっと街並に対して有効なポケットパークとなるだろう。

審査員 宮本佳明

【その他の講評】
第7回 関西建築家新人賞 審査員講評 審査委員長 出江 寛
第7回 関西建築家新人賞 審査員講評 審査員 竹山 聖
第7回 関西建築家新人賞 審査員講評 審査員 宮本佳明
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建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師

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Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
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