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「家の中に古本屋さんのような部屋を作りたい。図書館ではなく。」
ヒアリング時にクライアントからお聞きしたご要望です。
コレクションされている古書やアンティークなポスター。それらが飾られていた元々のお住いの書斎の雰囲気は不思議と懐かしく、言葉や数値では表せない居心地の良さを感じました。
この書斎の持っていた空気感を引き継ぎ、大切にされてきたコレクションを今までにない角度からも眺められるような展示空間を創りたいと考えました。
新たな提案では2階主寝室横の書斎と1階のギャラリーを吹抜けで繋ぎ、吹抜上部から柔らかく拡散された光が降り注ぐギャラリー空間を提案させていただきました。
壁に反射し拡散された光は空間に淡い陰翳をもたらし、コレクションや空間そのもののノスタルジックな雰囲気を際立たせます。
「陰翳礼讃」を想い返しデザインに着手しました。
写真:大竹央祐
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