釣りにバイク、バーベキュー等アウトドアが大好きなご主人
読書好きでシンプルな暮らしをご希望の奥様
ご夫婦のことが大好きで、癒やしの時間を与えてくれる愛犬レトリバー
求められたのは皆が好きなことを好きな場所で楽しみながらも会話ができるような家
「ひとつ屋根の下でいつも気配を感じることができる家」でした。
内外を大きく覆う屋根は、軒裏の木毛セメント板や垂木を表しとし、2階の天井は屋根勾配をオフセットさせ屋根の要素を内部にも引き込んでいます。
それらの大屋根の要素はリビング・浴室・寝室・テラス、家中どこにいても見え隠れし、それぞれが離れていても、常にひとつ屋根の下で暮らす安心感を与えてくれます。
内外の境界を曖昧にし空間・時間・家族をつなぐ大屋根は、「ひとつ屋根の下」の象徴として家族と共に歴史を刻みます。
写真：市川かおり
【掲載誌】
住まいの設計2018年3・4月号
【ＡＷＡＲＤ】
住まいの環境デザイン・アワード2018 大阪ガス賞
【私市の家 記事一覧】
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