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大阪府茨木市で計画中の古民家キッチン
実施設計が完了しました。

クライアントを始め、実際に調理されるシェフの方へのヒアリングや厨房機器メーカーの方との打合せ、気になるレストランの視察や、いくつかのレンタルキッチンスペースの見学を重ねながらの実施設計でした。
キッチンと一体となったゲストスペースは、繊細なディテールを積み重ねた緊張感のある凛とした空間を目指しました。
そのため図面の大半が詳細図となり、メインの改修スペース約20m2に対して図面は約50枚。

小さな空間ですが、非常に密度の高い空間となっています。


図面完成後のクライアントとの打合せでは、全ての図面に目を通してくださっていて
打合せ時に持参されていたクライアントのメモに記された数行の打合せ項目は、その全てが的確でより良い空間へ直結するものばかり


以前読んだ書籍「博報堂で学んだ負けないプレゼン」では
「クライアントは自分たちの100倍考えている。クライアントの悩みの理解と共感こそが提案の大前提である」とありました。

全てのプロジェクトに対して、自分が施主になったつもりでと、自分やスタッフに言い聞かせながら図面に向き合うのですが、それでもクライアントはもっと考えています。
今回の打合せでもそのことに改めて気付かされました。

そして打合せの最後には「これまでで一番の作品にしてくださいね」と
これでやる気が出ない人はいません
これからの見積り調整がソフトランディングできるよう願って次のステップに進みました。

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


現在阪南市で計画中のワーケーション施設にはホームパーティーや出張シェフによる
本格的な料理に対応できるキッチンがあります。

また茨木市で計画中の古民家レストランでも出張シェフによるレンタルキッチンとしての展開も視野に計画しています。

仕込みを事前に行い、出張先で調理を行うシェフの方の生の声を聞けるチャンス
ということで、とあるホームパーティーに参加させていただきました。

色々シェフにお話を聞きながらと意気込んで前のめりで参加させていただいたのですが、
最初のお料理「仙鳳趾牡蠣のマリネ」から感動で味わうことに夢中

2品目鱧とカツオと水なすのサラダはいつもスーパーで普通に目にする食材が
こんなに美味しく生まれ変わることに驚き

3品目万願寺唐辛子のソースが絶品すぎて声にならず

以降全てに感動の連続で、お料理が美味しいとワインも次々と栓が開き

一切シェフに質問することなく最後の一品デザートへ

結局何も質問できずにシェフの連絡先だけお聞きして勉強会と称したホームパーティーは幕を閉じました。

人が良くなると書いて「食」。

料理人の食に向き合う姿勢を学び、さらに良いキッチンをデザインしようと心を新たにした一日でした。
堀部直子

【NEWS】
2024/10/1 CAFE N+が商店建築 2024.10月号 CAFE特集に掲載されました。←NEW!
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。



先日母の米寿のお祝いに 大阪府高槻市は堅田にある「心根」を訪問させていただきました。
心根でいただくお料理は、とても繊細でやさしく、素材のほんとうの味を引出した滋味深いお料理です。

古民家を再生した建築空間は既存と新しいものを融合させる意匠ではあえて面を落としたり、異素材を組合せたりとディテールへの気遣いも繊細。
新建材やエアコン等の機械類は一切表には現れず、古民家の空気感をそのままに、和食の美しさを素直に受け入れられる背景を作っています。

現在計画中の古民家レストランの参考になる部分も多くあり、多くのインプットを得た会食でした。
堀部 直子

「心根」WEBサイトinstagram

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2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


大阪府茨木市で計画中の古民家キッチン

厨房機器の選定や配置計画について厨房メーカーの方と、かれこれ4度目になるミーティングを行いました。
厨房計画の終盤となるとコーキングの幅や引き出しとガスコンロの取手の干渉など
ほぼ原寸大での寸法調整にまで話は及びます。

シェフにとって厨房はただ料理を作る場所ではありません。

想像を膨らませより素晴らしい料理の創作に集中できるよう、無駄のない合理的な動きを手助けする機器や収納の配置でなくてはいけません。

また料理に情熱を注ぎ心を奮い立たせる事のできる舞台としての意匠も重要です。

またオープンキッチンであればなおさら、シェフの調理する姿をより神々しいものとして、お客様に披露できるものでなくてはいけません。

計画がスタートしてから様々なシェフの方々とお話する機会を設け、様々なレストランの厨房を研究しました。
ようやくまとまりつつある厨房。お客様にもシェフにも満足いただけるものになりそうです。



築100年以上の建物をリノベーションしての飲食店の計画がスタートしました。
既存建物の実測は3Dスキャンで。
ヒアリングは、クライアントからのご要望の他、調理に立たれるシェフにもご要望をお聞きしました。
美しくお手入れされたお庭を活かしたプランを模索中です。

ご要望や条件を集約してこれからプランニングをスタートさせますが、その前にリサーチも必要とのことで、気になるレストランを何店か予約しました。
非常にタイトなスケジュールですが、期待値を大幅に超え「依頼して良かった」と思っていただける作品を創るべく全力で取り組みたいと思います。

【NEWS】
2024/5/9 14年間の改良を重ねてtoolboxさんとの共同開発「天井スリットファン」が発売されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


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Philosophy

Philosophy

建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

Contact

Horibe Associates co., ltd.

大 阪 569-1144 大阪府高槻市大畑町16-12 HAビル 2階
TEL. 072 691 8075
東 京 134-0015 東京都江戸川区西瑞江4-16-6 203
Mail info@horibeassociates.com

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