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基礎のこと、人のこと/左京区の家/京都市左京区

2026.05.15 / Horibe Associates

左京区の家 / 木造在来工法住宅

基礎のこと、人のこと。

なぜアンカーボルトが木造の品質管理で最重要か

Horibe Associates 堀部圭一です。

京都市で計画を進めている住宅の長かった確認申請が、ようやく終わりました。

今回の敷地は地盤が良く、改良も杭も要りませんでした。そのため確認が下りるとすぐ工事着手となります。しかし確認申請においては意匠も構造も変更はつきもので、すぐに着手できるわけではありません。
最終の構造図をもとに基礎躯体図を施工者に作成いただき、こちらでチェックを行い、承認されたものでようやく着手となります。確認がおりたからといって、休んでいる暇はありません。

早速作成していただく図面は、基礎のコンクリート寸法図・アンカーボルト図面・木造のプレカット図面です。

木造在来工法において、私たちがとりわけ大切にしている品質監理の項目がアンカーボルトです。構造図通りのに配置されているかや土台の継ぎ手位置に確実に設けられているか。構造図やプレカット図と照らし合わせながら、両方を同時に確認していきます。

今回は耐震等級3で、最大強度での設計になりました。アンカーボルトの本数も径も、ひとまわり大きくなります。それだけ監理にも慎重さが必要です。構造設計者も当然施工図はチェックされますが、例えばホールダウンアンカーボルトは取り付ける場所によっては意匠にも影響する場合がありますので、構造設計者任せというわけにはいきません。

構造を担当してくださるのは、bananalabの佐久間さんです。毎年どこかのマラソン大会を一緒に走る仲間でもあります。今年は熊本城マラソンを共に走りました。趣味も仕事も共通点が多く、いつでもマラソンか仕事の話をしています。密度の高いコミュニケーションが、仕事にも良い影響を与えてくれています。

現場監督の方は、日頃はRC造のマンションなど比較的大型の案件を担当されていて、木造在来には慣れておられません。しかし自ら新しい工法を実直に学ばれていて、施工図もご自身で描かれています。その図面が非常に見やすく、ポイントをついたわかりやすいものになっています。建築が好きなんだろうな、と思わせるいい仕事をしてくださっています。

一緒にものづくりをするパートナーのこういう姿勢は、
監理する側もとても気持ちよく、何より楽しいのです。

こういう監督さんのためにも少しでも早く施工図を返してあげたいと思うのでした。


[EN] Project Note — House in Sakyō-ku, Kyoto
A timber-frame residence designed to seismic grade 3 (the highest level), now entering the foundation phase following permit approval. This note focuses on anchor bolt inspection — a quality control priority at Horibe Associates — and the coordination process between structural drawings and prefabricated timber cutting plans. Structural engineering by bananalab (Sakuma). Site supervision by a contractor new to timber construction, whose careful self-taught approach made for an unusually collaborative process.

— ✦ —
堀部圭一(一級建築士・一級建築施工管理技士 / Horibe Associates 共同代表 / 著書:建築設計のデジタル道具箱

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【NEWS】
2025/5/1 toolbox共同開発 「天井スリットファン」が累計販売台数200台を超えました!←NEW!
2025/4/7 CAFE N+が商店建築「good design cafe vol.5」に掲載されました。
2023/8/12 初の著書「建築設計のデジタル道具箱」が学芸出版社より出版されました。


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Philosophy

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建築はそれ自身の成り立ちとは無関係に
完成と同時にその周囲の人々や街並み、環境にまで大きく影響を与える存在です。
そして大切に使われているか否かその場所に馴染んでいるか否かに関わらず
何十年もその土地に存在し続けます。

デザインだけでなく、機能だけでもない、建築に関わる様々な物事にこだわり続け
何十年も人々に愛され、人々を守り、色褪せない建築
それが私たちの求める建築のあり方です。

Once created, architecture has significant influence on townscape,
surrounding people as well as the environment, regardless of its background.
It will remain on that ground for decades
whether it blends into the location or not, or if it’s treasured.

No just design or capabilities, but focus on various architectural essence.
Timeless longevity endeared for years, and guarding people’s lives…
this is the concept we pursue.

堀部圭一

堀部圭一

Keiichi Horibe

一級建築士
一級建築施工管理技士

堀部直子

堀部直子

Naoko Horibe

一級建築士
建築士会正会員
近畿大学非常勤講師
大和大学非常勤講師

Contact

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TEL. 072 691 8075
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